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April 21, 2011

ネクスコムの車載用テレマティクスPC、キャリア向け電波強度検出車両に活用される

In-Vehicle Computer-VTC Series各モバイル通信事業者にとって最大の目標は常に顧客のために高い通話品質を提供することです。ある中国のモバイル通信事業者では利用者が最も満足して利用いただけるよう、性能の向上と無線通信の品質改善、またはベンチマークやパフォーマンスの最適化、サービスの品質の向上など統合的なソリューションの導入を検討していました。その課題解決のためにネクスコムの車載用端末プラットフォームVTCシリーズが採用されました。各サービス拠点で実施する通信品質の解析作業、最適化、ベンチマーキング、障害対策、検査などすべての作業をこれ一台で統合的に実行することが可能となりました。

 

従来の車載用端末プラットフォームは電源ON/OFF制御機能を無線での制御はできませんでした。これは、ドライバーが車のエンジンをかけた後に、車載端末本体の電源を起動することになるので、起動が終わるまでの一定の時間を待つ必要があり、煩雑な操作手順でした。この課題を解決するのにもネクスコムのVTCシリーズを導入すれば、無線によるリモート操作で電源のON/OFF設定が可能となり、車のエンジンをかける前に自動で端末を起動しておくことができますので、ドライバーの時間の無駄を省き、より効率化されます。

 

また、その他の特徴として、高性能なリアルタイムのデータ更新のパフォーマンスを提供することです。内蔵の無線LANモジュールを通じて、ユーザーは手軽にデータの記録やサービス品質を最速で解析したりするこができます。データ更新の際もスケジュール設定で、定期的に自動で行われますので待つ必要はありません。

 

ユーザーにとっても、内蔵された無線LANモジュールに対し、他社製品とネクスコムとの車載端末を比べて差別化されているという印象をもっていただいているようです。この無線モジュール搭載によりユーザーは様々なRFバンドでのネットワーク通信をモニタリングすることを可能にします。また、様々なモバイルSIMカードの挿入によって、ユーザーは様々なキャリアの通信パフォーマンスを効果的にモニタリングすることができます。VTCシリーズの導入によりモバイル通信事業者向にとって、通信パフォーマンスのモニタリングや、最適化の作業効率を大幅に高めることができたと満足いただいております。

 

In-Vehicle Computer Application

 

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